更年期の血液の状態を改善する漢方薬
更年期になると、血液の循環が悪くなることが多いのですが、その症状を東洋医学では、淤血(おけつ)と言うそうです。また、血が乏しく不足している状態、たとえば貧血などは、血虚(けっきょ)と言います。
東洋医学では、婦人特有の神経症を血の道と呼んでいて、これが更年期障害に関わっていることから分かるように、血の状態の改善は、更年期障害改善にも効果がありますので、そのような効果のある漢方薬をここで少し見てみましょう。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)といわれる漢方薬は、血液の循環を促し、冷えの改善などに有効だと言われています。桂枝茯苓丸(けいしふくりょうがん)は、 ホットフラッシュ、また、目の下のクマなどに効果的です。ほかにも、むくみの改善には九味檳榔湯(くみびんろうとう)などの漢方薬が使われるようです。また、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう) は疲労の改善に効果があります。
中高年者の老化予防の漢方薬と言われる八味地黄丸(はちみじおうがん)などは、女性というより、男性の更年期の症状改善に良く使われるようです。
